バイクの免許を取得して、そろそろ2年になります。
ここで、今からバイクの免許を取得しようとしている方に、実際に私が
・どんな事に苦労したか・・・
参考になればとまとめてみました。
まずは教習所選び
バイクの免許を取得するには、まずどこの教習所に通うかを決めなければなりません。
おそらく、ほとんどの方は次の2つを基準に決めているかと思います。
1.自宅の近く
2.会社の近く
教習期間
教習プランと料金について
教習所によって、教習プランと料金は様々です。
もちろん、免許取得の教習課目や教習時間は法律で定められているため、違いはありません!
では、何に違いがあるのかと言うと、教習所が独自に行っているキャンペーンによって違いが生じます。
例えば、私が通った教習所には、以下のキャンペーンがありました。
・補習教習5回分補償
・補習教習6回目以降通常料金の半額
・卒業検定試験代込み(何回受けても追加なし)
俗に言われる「安心パック」みたいなものです。
ちなみに、1回の教習代は3500円程度です。
卒業検定試験代は、確か7000円だったかと思います。
1回卒検に落ちると、1時間の補習が義務付けられているので、2回目の検定試験を受けるとなると、そこで1万円追加されるんですね・・・
こうやって考えると、かなりお得なキャンペーンでした。
そして、この教習所は、自宅から電車で40分程度の場所でした。
自宅から一番近い教習所は自転車で20分でしたが、その教習所にははこのようなキャンペーンはありませんでした。
往復の交通費を含んだ総額を算出して比較しても、その差は数万円になります。
もちろんこの差は、教習オーバーもせず、卒検も1発合格として考えた差です。
教習所には、あらかじめ教習プランが設定されていて、その初期費用は固定されています。
・どんな料金設定なのか
教習期間
次に考えなければならないのは、教習期間です。
どのくらいの期間で免許を取得したいか・・・
教習所に通っているけど、混雑していてなかなか予約が取れない・・・
そんな話をよく聞きます。
特に、会社勤めをしながら通う人には、夕方や週末くらいしか通う時間がないはずです。
その上予約も取れないとすると・・・
一体いつになったら免許が取得できるのか!!となりますよね。
ちなみに、私は一括予約がキャンペーンにあったので、入所時に全ての予約が取れました!
ですが、教習遅れが発生したため、2度ほど予約の取り直しをしました。
それでも、一応全教習の予約が取れるので、行き当たりばったり的なことはありませんでした。(規定教習内はですが・・・)
ただし、1対1教習と言うこともあり、1週間ほど開くこともありました・・・
一括予約のプランやキャンペーンがなくても、教習所の混雑状況や、予約の取りやすさなど、事前に確認しておくことが大事です。
教習前に準備したこと
教習所に入手する際に必要な書類等は、教習所のHPで確認できます。
私は、見学を兼ねて実際に教習所に行ったので、窓口で直接教えてもらいました。
一般的には、ざっとこんな感じです。
・住民票(本籍記載)
・身分証明書
・印鑑
・証明写真
・運転免許証(ある人は)
私は、都内在住ですが神奈川県の教習所に通いました。
免許発行時は、都内の免許センター(試験場)に行きました。
証明写真は、教習所で撮影できたので(有料)特に用意はしませんでした。
この他に、あえて準備したのはバイク用のグローブでした。
教習所で借りることもできますが、軍手です・・・
(女性には女性用の作業軍手がありました)
どのみちバイクに乗るし・・・と、先に買っておいたのですが、これがちょっと失敗でした(笑)
メットは、もともとタンデムをしていたのですでに持ってはいましたが、教習所で借りられる女性用のメットが新品だったので、借りることも多かったです(笑)
その他、できるだけ同じ服装をして教習を受けるため、教習用の服を決めました。
靴(底が平らで丈夫なスニーカー)も、家にあったものから選びました。
しかし、一番大きな準備は、バイクをすでに買ってしまったことだと思います(笑)
教習中に一番苦労したこと
教習は、過去の奮闘記を読んでいただけるとかなり苦労したのがお分かりいただけるかと思いますが、今振り返ると、他にもたくさんの苦労がありました。
天気に恵まれなかった
一括予約でしたので、教習当日の天気が予測できませんでした。
9月下旬から11月下旬までの教習期間で、晴れたのはほんの数日だけでした。
よほど大きな台風が来なければ、雨でも教習は行います。
キャンセルすることもできますが、当日キャンセルはペナルティーが発生することもあるとかで・・・
私は結局、一度もキャンセルすることなく、予約している日は雨でも通いました。
雨の中の教習は、辛かったです。
でも、天気はコントロールできないので、仕方ありません。
雨の日の走行が練習できる!とポジティブに考えれば良いのですが、雨な故に失敗も多く、その分教習が遅れることもありました・・・。
決して天気のせいだけではないのですが、教習の日がベストな天候ではないこともあると心得ておけばよかったなと思います。
体力・気力・精神力の維持が大変だった
教習所に通う前にバイクを買ってしまったので、とにかく早く乗りたい!という思いから、教習日程をキツキツに詰めました。
丁度自由な時間が取れるタイミングでしたので、チャンスとばかりに気合いれて挑みました。
しかし、立ちゴケして青あざを作ったり、倒れたバイクを引き起こしたり・・・
身体中が筋肉痛になりました(笑)
思うように身体が動かないと、思うようにバイクを操作できないため、進歩もしません。
すると、今度は精神的に落ち込んでしまいます。
ひょっとしたら、自分はバイクの免許は無理なんじゃないか・・・
そこまで落ち込んだりもしました。
そんな時、こんな言葉をかけてもらいました。
バイクなんてただの遊びだろ?楽しいじゃん!教習所行けばバイクに乗れるんだぞ!楽しんで来いよ!
そもそも、自分のライフスタイルをもっと楽しむためにバイクに乗ろうと思ったのに、全く楽しんでいなかったことに気がつきました。
そして、免許がないうちは、バイクに乗れるのは教習所内だけです。
そんな当たり前のことをすっかり忘れていました。
キツキツだった予約を少しだけゆるくしてもらい、体力的にも精神的にも「余裕」を持って教習を受けるようになってからは、みるみる上達?しました。
同じ頃に教習を受けていた人たちが、あっという間に卒業して行ったりと、自分は遅れていると感じたりもしましたが、
そして、今・・・
バイクの免許を取得して、1年目まではそれなりの長さを感じましたが、1年目から2年目まではあっという間でした!
つまり、今の生活に「バイク」があることが当たり前になったと言うことだと思います。
バイクに乗ってやりたかった事もできるようになりましたが、それ以上にバイクを通して出会えた方々が、何にも代えがたい宝物です。
今こうしてブログを読んでくださる方々とも、バイクがなければ出会えませんでした。
バイクは楽しい反面、危険でもあります。
ですので、バイクに乗った方がいいよ!とは言いません。
でも、これだけは言わせてください・・・
バイクは4Dの世界を楽しめる!
360度、自分を取り囲む世界と一体となれる感覚を味わえる!
大変な時もあるけれど、これこそバイクの醍醐味だと思います。
とは言えまだまだひよっこです。
これからも、バイクの楽しさを伝えながら、私自身もバイクを楽しんでいきたいと思います。
早く工具揃えろよ!じゃないと、俺様の出番がないんだよ・・・
ニャンぞう先輩の「女子にもできる簡単バイク整備」も予定しています。
(猫にしか見えないけど、ニャンぞう先輩は整備のプロフェッショナルなんです・・・)
どうぞご期待ください!
最後に
バイクにも様々な種類があり、また、どのようなバイクライフを送りたいかによって、「バイク」の位置は人それぞれだと思います。
私は「趣味」のひとつとして取り入れましたが、自分の世界観や物事を考える視野も広くなり、2年前にチャレンジして良かったと思っています。
運動神経が良いわけでもなく、結構ボケっとしてるところもあるため、最初は少し反対もされましたが、今のところ事故は起こしておりません。
いろんな方にサポートしていただきながらですが、とても楽しいバイクライフを送っています。
過去の自分は全く悩まずに、天性の?直感で「バイクに乗ろう!」と思いましたが、その直感に従って良かったと思います。
ただし、何か心に引っかかったり、心配事があるなら、無理にGO!する必要もないかと思います。
バイクに乗らなくても、人生を楽しむ方法は五万とありますからね!
人生は一度きりです!
40代も50代も、いくつになってもワクワクした気持ちを忘れずに楽しみましょう!
これからも、cocomotobike共々、よろしくお願いいたします。
何か少しでもお役に立てたら幸いです。
感想やご意見ございましたら、気軽にコメント入れてくださいね。
coco
コメント
4Dを楽しめる、名言ですね〜(^^)
初めまして、Youtubeでそばつゆちゃんねるをやっているそばつゆと申します。
うちの嫁様(めんつゆと名乗っておりますw)もつい先日、147センチで40台後半という年齢で普通二輪を取得しました。
こちらにもYoutubeからたどり着きましたので、ああ、きっとご苦労があったのだなと思い、今バイクが少し流行り始めている兆しがあるので、女性にももっと知ってほしいと個人的に思っています。
記事をこれから読み込んでいきますね^^
そばつゆさん、コメントありがとうございます。
ご夫婦でバイク・・・いいですね!
私も、それほど背は高くはないので、足つきは心配でしたが、おかげさまで体重があったので(笑)結構べったりでした!
しかし、思った以上に体力が消耗され、疲れのせいで上手くできない時もありました。
頑張った日々は良い思い出ですし、苦労した事を忘れずに安全運転で楽しんでおります!
ぜひまたコメント送って下さいね!