4日連続の教習で、
しかも朝からかなりの雨とう事もあり、
身も心もボロボロの状態で、再び1時間の教習でした。
教官は、変わらず・・・
本来なら、既に検定コースを走行しているところですが、
まずは、最初の課題であるクランクをやろうと提案してくれました。
1段階でもやってきたはずなのですが、
全く通れなくなっていました。
精神面って、相当影響するんですね・・・
教官から、ローギアとリアブレーキでやってみようと言われ、
チャレンジ。
教習車は、特別に作られているため、
特にローギア時のトルク(バイクが前に進む力)が強く、
ローギアでクラッチを繋ぐと、低速走行ができます。
それまでは、ローギアと断続クラッチでやっていたので、
断続クラッチの代わりにリアブレーキを使うという技でした。
最初の曲がりの前に、スピートが落ちすぎたので、
リアブレーキを上げた途端、ボンっ!
縁石乗り上げバランス崩し、かなり激しくコケました。
この時、縁石に左側頭部、左肩、左肘、左足をぶつけ、
ハンドル持ったまま倒れたので、左手首を軽く捻ってしまいました。
ヘルメット、プロテクターのおかげで大きな怪我はなかったものの、
左手首と左肩がズキズキ痛みました。
教官が慌てて寄ってきて、バイクを起こしてくれました。
(本当は、自分でやらなければいけないのですが・・・)
「どうする?中断もできるよ」
と言われたのですが、軽くコースを走ることにして続行。
不思議な事に、バイクにまたがると「痛み」を忘れます。
そして、急制動。
転倒した上雨なので、無理しないようにと言われるものの、
急制動はなぜか出来ました!
最後にスラロームで、パイロンに突っ込んでまたコケました。
ボロボロな状態の私を見て、教官がこんな事を言ってくれました。
「この雨の中、急制動は完璧だったよ。
そうやって、ひとつずつ成功体験増やして行こうよ。
これからどんな人生過ごすかわからないけど、
これだけ頑張って取った免許って、すっごい価値になると思う」
クランクで大転倒した原因は、自分でもわかっていました。
リアブレーキを急に離しちゃったからです。
最後のスラロームも、疲れて一瞬集中力が切れ、
目の前のパイロン見ちゃった時に、
慌てて前輪ブレーキかけちゃった事でした。
「できない」事には原因がある。
ただ「できない」とばかり思っていないで、
ちゃんとその原因も見つけなくちゃ!
教官の、あの言葉のおかげで、
いろんな事に気づけました。
そして、補習4時間見積もられ、
また予約の変更となり、
これからは、体とメンタルのバランスを見て、
ゆっくり進む事にしました。
この日、2段階で受ける最後のシミュレーター教習と、
セット学科が残っていました。
着替える時間がなかったので、
雨具のままシミュレーター教室へ向かいました。
つづく
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