前回の教習から3日後。
最初に見積もられた補習のラストでした。
天気はくもり。
(もはや、雨じゃなければいい!)
教官は、1段階の見極めをしてくれた方。
ブログはこちら
「思い込み作戦」の効果なのか、
S字はほぼ通れるようになりました。
S字内でウインカーチェンジをする余裕は・・・
まだないのですが(笑)
それでも、あれだけ怖かった出口も、
止まらずに出られるようになっていました。
クランクも、ニーグリップと目線を意識すると、
ちゃんと曲がれるようになってきました。
問題は、一本橋。
最初の1回目は、脱輪せずに通過できました。
タイムは6秒台。
しかし、2回目、3回目になると、
通過できません・・・
調子が良い時と、悪い時と、
ばらつきが出ます。
続く坂道発進で、珍しくエンストしてしまいました。
坂道発進のエンストは、1回くらいなら減点にはならないので、
ここは慌てずにアクセルを強めにして、一気に行きます!
スラロームは9秒台。
どうしても9秒は切れません・・・
そして、急制動。
「問題ないですね」と一発OK。
と、ここで教習終了。
今回も、クランクや一本橋などの課題の練習をしたので、
コース走行はそれほどできませんでした。
しかし、徐々に仕上がっている感じは、
自分でもわかるようになっていたので、
後は慌てずに、課題に自信が持てるようになるまで、
もうしばらく練習しようと思いました。
「課題」は、どうしても出来にバラツキが出ます。
「得意」「不得意」があるように、
この課題は比較的よくできるけど、
こっちは苦手と・・・。
私は、できるだけ苦手意識は持たないように工夫しました。
なぜ自分が「苦手」と感じてしまうのか?
おそらく、恐怖心などの心理的な要素が働くからだと思います。
私も以前、クランクの中で大転倒しました。
肩や肘を打って、痛い思いをしました。
(プロテクターで随分助かりましたが!)
その時に考えたのは、「なぜコケたか」でした。
どうして出来ない・・・と凹むのは、もうやめていました。
それよりも、自分の失敗点を見つけ出し、
それを改善するための方法を探しました。
クランクなら、絶対にフロントブレーキを使わないようにするとか、
ニーグリップをしっかりするとか・・・。
一度にたくさんは無理〜と思ったら、
とにかく何かひとつだけをやってみる。
今日は、目線をしっかり!
今日は、ニーグリップ!
そうやって、ひとつずつやって行きました。
比較的得意としていた急制動も、
最初からできた訳ではありません。
スピードに慣れる事。
規定の40キロを出すためのアクセルワーク。
アクセルを戻すタイミング。
エンブレを効かせて、ブレーキをかけるタイミング。
最後にクラッチを握るタイミング。
これらをひとつひとつ教わりながらやりました。
停止線からはみ出した時は、
「あー、アクセル戻すタイミングがちょっと遅かった!」と
自分でミスをあぶり出しました。
そうしてできるようになってくると、
初めて「自信」が持てるようになります。
小さな「自信」ですが、それも積もれば大きくなる。
そう信じて、まだ続く補習を受けました。
最後に教官に、
「この間は小学5年生くらいでしたが、
今日は高校生くらいまで成長しましたね」
と言ってもらえました。
つづく
コメント